現代ワイン醸造を実践し続けて来たヴァンナチュールの先駆者。シャトー・グラン・ローネー、ピエール・アンリ・コザンはエミール・ペイノーの訓練と影響を直接受けたコート・ド・ブールでは亜硫酸を使わずワインを完成させた最初の作り手。
粘土質土壌。手でセレクトしながら収穫、自然酵母で、自然発酵、オーガニック認定、ビオデナミック農法、ヴィーガン認定、亜硫酸無添加ワインのヴァンナチュール。
無添加どころか、日本厚生省が認定する公的検査機関において醸造中に発生するはずの自然に出来る亜硫酸も検出されなかった、亜硫酸ほぼゼロmgのワイン。
低温ロングマセレーション。短期間の樽熟成。亜硫酸無添加により光沢のある深いガーネット、アロマは果実の濃縮したアロマが食欲を増進させ、フルボディですごく濃厚で口の中で横に広がる肉厚ワインなのに、滑らかで、丸みがあり、飲み飽きしない。バランスが完璧に調和している。
ボルドーワイン大学の名教授だったペイノー先生が科学的に明らかにした偉大な現代醸造の継承を実践している。同じ名前で奇遇なミシェル・ローランもまた、ペイノー先生の弟子であり、ミシェル・コザンと同期の旧友だった。
生産者:ピエール・アンリ・コザン
産地:AOC.コート・ド・ブール